早稲田・牛込おすすめスポット

近代科学資料館

神楽坂の裏手にある近代科学資料館は、東京理科大学が開設しているミュージアムである。東京理科大学は、創立が1881年で、我が国の自然科学系高等教育機関としては、東京大学の次に古く(つまりは京都大学よりも古いわけだ)勿論、私…

浄輪寺

浄輪寺は、弁天町にある日蓮宗のお寺である。寛永年間からこの場所に所在するという古い寺院だ。ちなみに弁天町は、弊所のオフィスが現在の場所に引っ越す前の住所であり、ご近所さんだった。 このお寺の目玉は、何といっても関孝和の墓…

新潮社

矢来町にある大手出版社である。神楽坂駅から出て牛込中央通りに入るとすぐに大きな社屋がそびえ立つ。(ちなみに牛込中央通り沿いには、牛込北町寄りに旺文社もあり、出版社ストリートの様相を呈している。)ダークグレーの社屋は重々し…

宗参寺

弁天町にある曹洞宗の古刹。創立は室町時代に遡る。室町時代にこの辺りを支配していた牛込氏の菩提寺である。 宗参寺に墓所がある者のなかで最も有名なのが、山鹿素行である。高校時代に日本史を選択された人ならどこかで聞いたことのあ…

林家墓所

林家は林羅山を開祖とする江戸幕府における学問を司っていった家系である。林羅山は儒学者という立場で20代の若さで徳川家康のブレーンとなり、江戸幕府初期の制度作りに多大な影響を及ぼした人物である。江戸幕府における精神的支柱を…

猫塚

私の母校である早稲田小学校前の路地を弁天町方向に100メートル程度行ったところに漱石公園がある。この公園内に「猫塚」と言われている石積みの塔がある。漱石が著したものの中で最も著名な作品と言えば「吾輩は猫である」ということ…

演劇博物館

早稲田大学構内にある。正式名称は早稲田大学坪内博士記念演劇博物館という。通称は略してエンパクといっている。大学の構内整理上の号数は5号館である。 その名の通り、日本近代文学の父、坪内逍遥がシェークスピア全集を完成させた記…

赤城神社

地下鉄神楽坂駅のすぐそばにある牛込界隈では最も大きな神社のひとつであり、エリアの鎮守的存在である。元は上州出身である大胡氏(牛込氏の始祖)が武蔵野国の現在の牛込エリアに移住した際に、故郷の赤城山麓にある赤城神社を分祀した…

大隈講堂

大隈講堂は、大隈重信が死去した後、その功績を称える趣旨にて建造されたもので、今日においては、早稲田大学の象徴といってよい。これは東大の安田講堂、慶応義塾の図書館に相当するもので、例えば予備校が作った早慶コースなどのパンフ…

牛込という地名2

牛込の由来は、室町期に牛込氏が居城していたところからきていると思われがちだが、この牛込氏の先祖である大胡氏がこの地に移り住み地名を姓にしたということだから、それ以前から地名として存在したのは間違いない。どうも大昔にウシの…